最初の 1 ページ

2 つのコマに絵を描き、フキダシとセリフを入れて、最初の 1 ページを仕上げましょう。

このガイドのゴール2 つのコマに絵とセリフ入りのフキダシを配置して、1 ページを仕上げます。
始める前にiPad では Apple Pencil が必要です。ブラシも図形も Apple Pencil で描き、指はページの移動に使います。Mac でブラシを使うには、ペンタブレットが必要です。マウスやトラックパッドだけで進める場合は、ブラシの代わりに図形やパスを使ってください。手順 4 で描き方を紹介します。それ以外の手順は、そのままマウスで操作できます。

1. 1 ページ目を開く

ページ一覧で 1 ページ目を開いてください。Mac ではダブルクリック、iPad では 1 回タップすると、エディタが開きます。

エディタの各部に番号が付いています。戻る矢印、ツール列、ページ、レイヤー一覧、設定パネルの 5 か所を示しています。
  1. 戻る矢印を押すと、ページ一覧に戻ります。
  2. ツール列には、描画や編集のツールが並んでいます。隅に小さな印があるツールは、右クリックすると種類を選べます。iPad では長押ししてください。
  3. ページに絵を描きます。
  4. レイヤー一覧には、ページ上の要素が表示されます。コマは枠線として表示されます。
  5. 設定パネルでは、使用中のツールや選択した要素の設定を変更できます。

最初に、次の 3 つの操作を覚えておくと便利です。

iPad の場合も、エディタの配置は同じです。ツールバーにある 2 つの曲がった矢印で、取り消しとやり直しができます。2 本指でピンチすると拡大・縮小、2 本指でドラッグするとページを移動できます。

iPad のエディタで空のページを開いています。左にレイヤー一覧とツール列、中央にページ、右にブラシの設定が表示されています。

2. コマを切る

ツール列のいちばん下にある、4 つに仕切られた窓のようなアイコンを選んでください。ページに Create Frame Layout(コマ割りを作成)のボタンが表示されるので、押してください。

枠線ツールを選ぶと、ページの中央に Create Frame Layout ボタンが表示されます。

ページ全体がひとつの大きなコマになります。上下 2 つのコマに分けるには、コマの高さの中ほどで、左の外側から右の外側まで横切るようにドラッグしてください。Mac では Shift を押しながらドラッグすると、まっすぐ分割できます。押さずにドラッグすると、斜めに分割できます。

ページが上下 2 つのコマに分かれ、新しく作った境界線が選択されています。
左側のレイヤー一覧には、それぞれのコマが Frame(枠線)として並び、その中にレイヤーが作られます。

違う位置で分割してしまったら、⌘Z で取り消して、もう一度ドラッグしてください。

3. 絵を描くコマを選ぶ

ツール列の点線の四角形が選択ツールです。これを選び、上のコマの中をクリックしてください。選んだコマは白いまま、ページのほかの部分がグレーになります。グレーの部分はコマの外側です。ここにはみ出した絵は表示されません。

上のコマが白く、青い枠線で囲まれています。ほかの部分はグレーになり、左の一覧ではコマ内のレイヤーが選択されています。

この操作は忘れやすいので、確認してください。左側では、選んだコマの Frame の中にあるレイヤーが選択されています。一覧からそのレイヤーをクリックして選ぶこともできます。枠線の外にあるレイヤーを選ぶと、絵はコマの内側に収まりません。

4. 絵を描く

最初は、簡単な顔をひとつ描くだけで十分です。

図形の見た目を変えるには、右側の Color(線の色)、Width(線の太さ)、Fill(塗りつぶし)を調整してください。ドラッグしても何も見えない場合は、線が細すぎる可能性があります。Width の値を大きくしてください。

iPad の場合は、図形ツールを長押しすると種類を選べます。図形を描くときも Apple Pencil を使ってください。指では描画せず、ページを移動します。

iPad で図形ツールを長押しすると、Rectangle、Rounded Rectangle、Oval のメニューが表示されます。
コマの中に楕円だけで描いた顔があります。大きな楕円が顔、小さな楕円が目と口になっています。
マウスで描いた 4 つの楕円で、顔ができました。

5. フキダシを入れる

ツール列のフキダシのアイコンを選んでください。フキダシを置きたい範囲の対角を結ぶようにドラッグすると、フキダシを作れます。

上のコマに楕円形のフキダシを描いたところです。右側にフキダシの設定が表示されています。

フキダシはひとつの要素として扱われます。あとから選択ツールで移動したり、大きさを変えたりできます。しっぽを付けるには、フキダシツールのすぐ下にあるしっぽツールを使ってください。詳しくはフキダシとしっぽをお読みください。

6. セリフを入れる

ツール列の「あ」のアイコンがテキストツールです。これを選び、フキダシの中をクリックして文字を入力してください。

文字が縦書きになったり、小さすぎたりする場合は、入力中に右側の設定を調整してください。Direction(文字の方向)を Horizontal(横書き)にし、Size(文字サイズ)をドラッグして、フキダシに合う大きさにしてください。

フキダシに Hello! と入力しています。右側の設定では Direction が Horizontal、Size が 41 pt になっています。

文字の外をクリックすると、入力が終わります。入力した文字はそのまま残ります。あとから編集する方法は、テキストをお読みください。

文字は自動ではフキダシの中央に配置されません。点線の四角形の選択ツールを選び、文字をクリックして、ちょうどよい位置までドラッグしてください。

選択ツールで Hello! の文字を選び、フキダシの中央へ移動しています。

7. 必要に応じてトーンを貼る

トーンは、点の集まりでマンガのグレーを表現します。手順 3 と同じようにコマを選び、ツール列の点が並んだ四角いアイコンのトーンツールを選んでください。グレーにしたい範囲をドラッグすると、トーンを貼れます。

下のコマに四角い範囲で網点トーンを貼っています。右側にトーンの設定が表示されています。

右側のスライダーで、点の細かさや濃さを調整できます。設定はあとから変更することもできます。詳しくはトーンをお読みください。

最初の 1 ページが完成しました

2 つのコマに絵とセリフ入りのフキダシを入れて、1 ページが完成しました。保存の操作は必要ありません。作業内容は MangaLoft が自動で保存します。左上の戻る矢印を押すと、ページ一覧に戻り、描いた内容がページに表示されます。